ご存じですか?校正ルール

4コマ漫画
印刷会社では発注者であるお客様にも「校正」をお願いしています。
一般的なルールや方法を知ることで間違いやミス、時間的ロスも確実に減らすことができます。
校正マニュアル 

1.用意するもの
◯ お届けした校正紙、又はお送りしたPDFのプリントアウト。
◯ 赤色のペンや鉛筆。あまり太くないもの、また薄くないものを使用します。
◯ 付箋は途中で剥がれ落ちてしまう危険があるので使用しないでください。
◯ テープで貼ったメモなども他の箇所が隠れたりしますのでお薦めできません。
2.指示の書き方
◯ 指示は必ずお渡しした校正紙に書き込んでください。
※ 校正サンプルを参考にしてください。→校正サンプル(PDF)
◯ 指示は修正箇所付近の空きスペースに書き込みます。
◯ 付近に空きが無い場合は、離れたスペースに書き、引き出し線で結びます。
◯ 誤読を避けるよう、出来るだけ引き出し線は交差させない方が良いでしょう。
◯ 空きスペースに書けない分量の指示は別紙とし、記号などで結び付けます。
3.デザイン・レイアウト校正
◯ 「カンプ」はデザインとレイアウトの確認・変更指示が目的のものです。
◯ それが「初校」である場合は、同時に文字もすべて校正してください。
◯デザイン修正を赤入れで表現しにくい場合は直接営業マンにお伝えください。
4.文字校正の仕方
◯ 出版社や印刷会社ではJIS規格で定められた校正記号を使用しています。
◯ 必要最小限の記号で指示が出来る上、共通言語として意思疎通が図れます。
※ 校正サンプルを参考にしてください。→校正サンプル(PDF)
5.色に関する校正について
◯ 色校正には文字校正のような規格が無く、統一記号や用語がありません。
◯ 感じ方や表現の仕方の個人差を理解し、伝え方には注意が必要です。
◯ 色のご希望については、出来るだけ色見本になる印刷物を添えてください。
▼校正サンプル

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