vol.6 並製本
◆宿題の答え
答えは『黒』です。
色を全部吸収してしまうので、反射する色はなくなります~!
ではでは、今回の授業も頑張ってください。
◆ご挨拶
こんにちは!!!!皆さんお元気ですか???
今回の講師を勤めさせていただきます、キャベツです!よろしくお願いいたしますー!アワアワ…
すみません!サラダ劇団の台本の製本に追われてましてーアワアワ!全部手作業なのでもう大変です!!
あ!そういえばまだ製本についての授業ってなかったですね!今回は製本について学びましょう!!アワアワ
◆製本
紙を接着剤、針金・糸等で綴じ、裁断して本の形にすることを製本と言います。
製本には上製本・並製本(仮製本)があります。
…が、1限のみでは説明しきれないので、今回は、今私がやっている並製本についてお話します!!
◆並製本(仮製本)
並製本は普段よく見かける雑誌やカタログなどの(印刷)広告物に用いられています。
ではでは並製本の種類を紹介しますね!
●中綴じ
紙を二つ折りにして、その折り目の部分を針金で留めます。耐久性は弱く、背表紙にあたる部分がありません。
週刊誌やパンフレットなどによく用いられます。
●平綴じ
中綴じと同様に針金で留めますが、平綴じの場合はノド(本を開いたときのページのつなぎ目の部分)の付近を側面から通します。
中綴じよりは丈夫ですが、側面から綴じるのでノドいっぱいまで開くことはできません。
教科書によく用いられていますよー!
●糸綴じ
本の背を糸で縫ってしっかり綴じるので、ノドいっぱいに開くことができ、丈夫です。
一般書籍や百科事典などに用いられます。
●無線綴じ
糸や針金は使わず、本の背を糊で固めて綴じます。ノドいっぱいに開くことができます。
メモ帳など、バラしやすいものに用いられます。
●あじろ綴じ
無線綴じの改良版です。本の背の部分に切り込みを入れてから糊で綴じるので、接着性アップです。
もちろんノドいっぱいに開くことができ、一般書籍からカタログ、パンフレットなど、多くの出版物に用いられます。
他にも製本種類はありますが、それはまた別の機会に…。
皆さん目的に合った製本方法を選びましょうね!
◆終業時間
いかがでしたか??
今週もお疲れ様でしたー!
◆問題
私はサラダ劇団の台本を針金で綴じています。
最後に背文字を入れようと思いましたが、出来上がった台本を横から見ると、背にあたる部分が無く、背文字は入らないことに気付きました。
さてさて、私はどのような綴じ方の並製本をしているでしょうか??
答えは次回!製本頑張ってきます!!